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膝が痛い! 成長痛って何? 身長が伸びるから起こるの?

 2018/03/29 身長コラム  

「膝(脚)が痛い!」という子供の訴えを聞き、多くの親御さんが「うちの子、成長痛なのかなー」と思うことでしょう。

しかし、成長痛について詳しくご存知でしょうか…? 「なんとなく、ぼんやりとなら知っている」という方がほとんどだと思います。

そこでこのページでは「成長痛」について詳しくお話ししていこうと思います。成長痛についての知識を深め、お子さんが訴える痛みときちんと向き合ってくださいね♪

1. そもそも成長痛ってなに? どんな症状が出るの?

成長痛は何歳くらいの子供がなりやすく、どんな症状が出るのでしょうか? まずは、成長痛の概要についてお話ししていきます。

成長痛が出てしまうかもしれないのは2歳~14歳くらいの子供です。とくに出やすいのが3歳~5歳の子供。

膝だけでなく、太もも・ふくらはぎにも成長痛の痛みが出ることが多いそうです。(他の箇所に成長痛による痛みが出る可能性もあります)

成長痛の痛みが出やすい時間帯は夕方~夜。成長痛の痛みによって、泣き出してしまうお子さんもいます。しかし、翌朝には痛みが引いているケースも多いよう。

成長痛による痛みが出る頻度は、月1で痛がったり、週1で痛がったりと不定期です。

成長痛で苦しむ子供を見ると「いつになったら、この成長痛はよくなるの…?」と感じるかもしれませんね。

成長痛の痛みが出る期間は子供によって違い、中には数年に渡って成長痛の痛みを訴える子供もいます。つまり、「痛みが発生してから、痛むことがなくなるまで長期戦になるかもしれない」ということ。だからこそ、成長痛と上手に付き合っていく方法を見つけたいものですね♪

2. 成長痛の原因って一体何なの? 身長が伸びるから痛くなるって本当?

次に「成長痛が起こってしまう原因」について見ていきましょう。

今のところ「これだ!」という原因は見つかっていないようです。そのため、成長痛の原因として考えられている説の中から、3つの例をご紹介していきます。

2-1. 日中に溜まった疲労が、痛みとして出てしまう

「日中に溜まった疲労が、痛みとして出ているのではないか」という説があります。

体が発達している途中の子供。日中に思いっきり体を動かし疲労が溜まると、痛みとして出てしまうことがあるそうです。

2-2. ストレスが溜まり、痛みを感じやすくなっている

次に「成長痛の痛みを強く訴えるのは、ストレスのせいである」という説についてご説明します。

膝を抱える子

抱え込んだストレスは、脳内物質であるドーパミンの分泌を邪魔してしまうそうです。ドーパミンには、痛みを和らげる役割があり、分泌がスムーズにされないと痛みを感じやすい状態になってしまいます。

成長痛とストレスの関係、いまいちピンとこないかもしれませんが、説として考えられているのです。

2-3. 身長が伸びるため、痛みが出てしまう

「骨の伸びに、筋肉の成長が追いつかないので痛みが出てしまう」という説もあります。

「骨の伸びに筋肉の成長が追いつかない=身長が伸びる」と考え、「わが子に成長痛が! 背が伸びるのかな?」と期待する親御さんもいることでしょう。

しかし、この説については、「骨が成長することで、筋肉に痛みが出るとは考えられない」という否定派の意見も。

3. 子供が成長痛らしき痛みを訴えていたら、親が最初にすべきことって?

「子供が膝(脚)を痛がっている…。恐らく成長痛だから、放っておいても大丈夫だよね」などと親御さんが判断することはやめておくべきです。

子供が訴える痛みを軽視してしまうと「痛みを生む本当の原因(=病気)」を見逃すことになるかもしれません…! 深刻な病気である可能性だってあるのです。

「あのとき、子供の訴えをきちんと受け止め、対処すれば良かった…」と後悔しないようにしましょう。

子供が成長痛らしき痛みを訴えたら、まずは「整形外科」に連れて行くようにします。レントゲン・MRI撮影などをしてもらい、お医者さんにきちんと診察をしてもらってください。

お医者さんにサポートしてもらいながら、子供が訴える痛みを改善していきましょう!

4. 補足:子供たちの脚に起こる病気について

補足として「子供たちの脚にみられることがある病気」について、お話ししておこうと思います。病気について知ると「やっぱり病院へ連れて行かなきゃ」と思うことができるはずです!

子供の脚に起こる病気例として、この章では以下5つについて軽くご紹介します。

・オスグッド(オスグッド・シュラッター病)

・ペルテス病

・第一ケーラー病/ 第二ケーラー病(フライバーグ病)

・むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群・下肢静止不能症候群)

・骨肉腫

(上5つの病気について、詳しく知りたい方は「ただの成長痛で片づけないで! 子供の脚に起こる病気例5つ」を読んでみてくださいね)

4-1. オスグッド(オスグッド・シュラッター病)

「脚の使いすぎが原因」と言われている「オスグッド(オスグッド・シュラッター病)」。

脚の大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が、脛骨粗面(けいこつそめん)を何度も引っ張り、脛骨粗面が剥がれてしまうことで起こります。

(身長が伸びる成長期の子供の場合、脛骨粗面付近に骨端線(こったんせん・軟骨細胞の集まり)があり弱い状態)

膝の構造イラスト

脛骨粗面が剥がれると、痛みを感じたり、脛骨粗面部分がボコッと盛り上がってしまうことも。

4-2. ペルテス病

股関節の大腿骨頭(だいたいこっとう)が壊死してしまい起こる「ペルテス病」。

大腿骨頭のイラスト

股関節をスムーズに動かせなくなったり、歩き方がおかしくなったりします。放っておくと、将来的に歩くことが困難になる可能性もあり。

4-3. 第一ケーラー病/ 第二ケーラー病(フライバーグ病)

第一ケーラー病は、3歳~7歳ほどの男の子に多くみられます。足の舟状骨(しゅうじょうこつ)が壊死し、腫れや痛みが出ます。

第二ケーラー病は、12歳~18歳ほどの女の子に多くみられる病気。足の中足骨(ちゅうそくこつ)が壊死し、腫れや痛みが出ることも。第二ケーラー病の場合は、中足骨が変形してしまう可能性があります。

足のイラスト

4-4. むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群・下肢静止不能症候群)

思春期の子供がなりやすい「むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群・下肢静止不能症候群)」。脚の違和感を「痛い」と言って、訴える子供もいます。

症状が出るのは夜だけでなく、日中に出ることもあるそうです。

4-5. 骨肉腫

脚の大腿骨・脛骨、腕の上腕骨などに悪性腫瘍(ガン)ができてしまう「骨肉腫」。

悪性腫瘍ができている箇所に違和感を覚えたり、痛み・腫れが出ることもあります。他の臓器に転移してしまう危険性もあり。

骨肉腫は、命を奪うかもしれない重大な病気です。

「子供を連れて行った整形外科では、脚に異常が起こっている原因が分からなかった」「近所の整形外科で診察・治療を受けたが、なかなか脚の異常が治らない」などという場合は、MRI検査・細胞検査ができる病院で詳しく調べてもらいましょう!

5. 【まとめ】目指せ! 子供の脚の痛み克服!

2歳~14歳くらいの子供に起こりやすい「成長痛」。子供が脚を気にする姿を見ると、「成長痛かも」と親御さんは思うかもしれません。

走る野球少年の後ろ姿

しかし、親御さんだけで判断し放置すると、子供をさらに苦しめることに繋がるかも…。

子供の脚の不調に気づいたら、まずは整形外科へ行くようにしてくださいね。念のため、きちんと検査をしてもらいましょう。

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