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ただの成長痛で片づけないで! 子供の脚に起こる病気例5つ

 2018/03/28 身長コラム  
成長痛 アイキャッチ画像

このページでは主に「ただの成長痛として片づけてはいけない、子供の脚に起こる病気例」についてお話ししていきます。

お子さんをお持ちの親御さんは、ぜひ読んでいってくださいね。知っておいていただきたい、大事なことを書きました!

それでは、本題に入っていきましょう。

1. 「成長痛だから」と親御さんが判断し、放置するのは危険です!

子供が脚を痛がっていると「成長痛」というワードが親御さんの頭に浮かぶことでしょう。

成長痛の症状は「脚の膝だけに出る」とは限らず、太もも・ふくらはぎ・かかとに出る子もいます。痛みが出やすいのは夕方~夜です。

成長痛の原因は「体がまだ育っている途中の子供が、日中たくさん運動をすることで疲労が溜まってしまうから」「ストレスのせい」などと言われています。しかし、原因はまだハッキリと分かっていません。

また、お子さんの脚の不調は単なる成長痛ではなく、治療を必要とする病気である可能性もあります。そのため、「ただの成長痛かな。放っとけば治るかな」と親御さんだけで判断しないでくださいね。

きちんと病院で検査をしてもらいましょう。

泣いちゃう子供

2. ただの成長痛で片づけない! 子供の脚の病気例5つ!

子供の脚が不調になる病気とは、どんな病気があるのでしょうか? この章では、子供たちの脚に起こる病気例を5つご紹介します。

病気について知ると、「脚の不調で病院へ行く大切さ」を感じていただけるはずです。

2-1. 子供の脚に起こる病気例|オスグッド(オスグッド・シュラッター病)

スポーツに励んでいる、成長期の子供に起こりやすい病気「オスグッド」。オスグッドの正式な病名は「オスグッド・シュラッター病」と言います。

考えられているオスグッドの原因は「脚の使いすぎ」です。

膝の構造イラスト

オスグッドは、脚にある大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が、脛骨粗面(けいこつそめん)を何度も引っ張ってしまうため起こります。

大腿四頭筋に引っ張られ、脛骨粗面が剥がれてしまうと痛みを感じたり、盛り上がってしまうこともあるのです。脛骨粗面部分が盛り上がると、自然に元に戻ることはありません。

本サイトにはオスグッドに関する詳しいページをご用意しています。オスグッドについて気になる方は、ぜひ以下のページもチェックしてみてくださいね!

・オスグッドとは|身長が伸びる成長期になりやすい病気!

2-2. 子供の脚に起こる病気例|ペルテス病

「ペルテス病」とは股関節にある、大腿骨頭(だいたいこっとう)が壊死してしまい起こる病気です。

大腿骨頭のイラスト

何らかの原因で、大腿骨頭の血行が悪くなり、大腿骨頭が壊死してしまうそうです。

子供はペルテス病にかかると、股関節を上手に動かせなくなったり、足を引きずって歩くことがあります。子供がペルテス病初期で痛みがあまりない場合は、親御さんが「なんとなく子供の歩き方がおかしいなー」と感じるかもしれません。

ペルテス病を放っておくと、大腿骨頭の変形がますます進み、将来的に歩くことが困難になる可能性もあります。

2-3. 子供の脚に起こる病気例|第一ケーラー病・第二ケーラー病

次は「第一ケーラー病」「第二ケーラー病(フライバーグ病)」についてお話ししていきます。

2-3-1. 第一ケーラー病

「第一ケーラー病」は、とくに3歳~7歳くらいの男の子に多くみられる病気です。

足のイラスト

第一ケーラー病は「足の舟状骨(しゅうじょうこつ)に負荷が何度も加わることで、血液の循環障害が発生。結果、舟状骨が壊死してしまい起こる」と言われています。

足が腫れ痛みも感じ、お子さんの歩き方が変になることもあるでしょう。

2-3-2. 第二ケーラー病(フライバーグ病)

「第二ケーラー病「フライバーグ病」とも呼ばれます。

第二ケーラー病は「足の中足骨(ちゅうそくこつ)に何度も負荷が加わり、血液の循環障害が発生。結果、中足骨が壊死してしまい起こる」と考えられています。

第一ケーラー病とは違い、12歳~18歳ほどの女の子がかかりやすい病気。異常がある部分の痛み・腫れが出て、症状が重くなると、中足骨が変形してしまう可能性もあります。

2-4. 子供の脚に起こる病気例|むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群、下肢静止不能症候群)

「レストレスレッグス症候群」「下肢静止不能症候群」とも言われる「むずむず脚症候群」。思春期の子供がなりやすいです。

脚に違和感を覚えた子供が「脚が痛い」と表現することもあるようです。特に症状が現れやすいのは、ふくらはぎ・太もも・足裏。

むずむず脚症候群の症状は夜だけでなく、日中に出ることもあります。

原因は、鉄分不足・遺伝・感染症・薬剤・睡眠不足・カフェインの影響など、色々と考えられます。

2-5. 子供の脚に起こる病気例|骨肉腫

悪性腫瘍(ガン)が骨にできてしまい起こる「骨肉腫」。骨肉腫に罹患しやすいのは、10代思春期頃の子供だそうです。

骨肉腫の発生場所として多いのが、脚の大腿骨や脛骨、そして腕の上腕骨。

悪性腫瘍ができている骨の箇所に違和感を覚えたり、腫れや痛みが出る場合もあります。また、発見が遅いと他の臓器に転移してしまう可能性も。

骨肉腫は命にも関わってくる病気です。

「子供の脚に何らかの異常が疑われるため、近くの整形外科で診察・治療を受けた。しかし、なかなか痛みがひかない」「子供を連れて行った整形外科では、異常の原因がイマイチはっきりしなかった」などという場合は、念のためMRI検査・細胞検査が可能な病院へかかりましょう。

(「なぜ骨肉腫ができてしまうのか」は分かっていません)

3. 子供の脚の不調に気づいたら、早めに整形外科へ行こう!

「子供が脚に違和感を覚えているみたい」「子供が脚を痛がっている」と気づいたら、早めに整形外科へ行くようにしましょう。

病院と聴診器と植物

整骨院(接骨院)や整体院も気になるかもしれませんが、まずは整形外科で診てもらうのが鉄則。

整形外科ではお医者さんが子供を診察してくださいます。また、レントゲン・MRI撮影などで、脚の状態を詳しく調べてもらうことも可能です(病院の設備による)。

整骨院(接骨院)・整体院にも子供を通わせたい場合は、お医者さんに相談するようにしましょう。

はじめから整骨院(接骨院)や整体院に行き「子供の脚に異常を起こしている本当の病気」を見逃してしまっては、後ほどすごく後悔することになるかもしれません。

―補足:整骨院(接骨院)・整体院では、レントゲン・MRI撮影ができません―

念のため整骨院(接骨院)・整体院について、サラッと説明しておきます。

まず整骨院と接骨院は同じだと思ってOK。整骨院も接骨院も、「柔道整復師」という国家資格取得者が施術を行ってくれます。

次に整体院について。「整体師」という国家資格はなく、民間資格ならあるようです。しかし「整体院で施術するために資格が絶対にいる」というわけではありません。

そして整骨院(接骨院)・整体院のどの施設でも、レントゲン・MRI撮影は行うことができません。

4. 【まとめ】子供の脚の不調! 原因を突き止めて正しい対処をしよう!

子供の脚の病気例をいくつかご紹介しました。「子供の脚の不調は、成長痛が原因とは限らないんだ」ということを知っていただけたと思います!

ジャンプをしている子

とても大切なことなので何度も言いますが、子供の脚に違和感を覚えたり、子供が脚を痛がっている場合は、整形外科で詳しく調べてもらいましょう。お医者さんにきちんと診てもらい、子供の脚が不調を起こしている原因を突き止めてくださいね。

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