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肥満で身長が低くなる? 子供の肥満に気付いたら早く病院へ

 2018/01/30 身長コラム  
身長 肥満 アイキャッチ画像

子供の体・心に悪影響を及ぼす「肥満」。今回はそんな「子供の肥満」について、詳しくお話ししていきます。

「子供の肥満と向き合う際のヒント」となるでしょうから、ぜひ読んでいってくださいね♪

また、このサイトを見ている方は「肥満が身長に影響するのか」も気になっているはず…。少し驚かれるかもしれませんが、肥満が身長の伸びを妨げる可能性はアリ!

愛しいわが子が健やかに成長していくためにも、親御さんが肥満解消のためサポートをしてあげてくださいね。

それでは、本題に入っていきましょう。

1. 症候性肥満か単純性肥満か。まずは肥満の種類を知ることから

「周りの子と比べ、わが子はぽっちゃり気味」「学校の健康診断で『肥満』と出てしまった」などなど。子供の肥満に気付いたら、親御さんはどんな行動を取るべきなのでしょうか?

親御さんが初めに取るべき行動は「肥満である子供を病院(小児科)へ連れて行くこと」。どうして病院へ行くべきなのかというと、肥満には2種類あり、どちらか見極める必要があるからです。

肥満の主な種類は「症候性肥満」と「単純性肥満」。

症候性肥満は2次肥満ともいい、脳腫瘍や染色体異常症など、体の不調によって引き起こされる肥満のことです。

一方、単純性肥満は原発性肥満ともいい、乱れた食生活・運動不足など生活習慣によって引き起こされることが多いそうです。

肥満の子が症候性肥満であることは稀。しかし、可能性はゼロではありません。

肥満の種類によって「どう肥満を解消していくか」は変わってきます。そのため、まずはお医者さんに見てもらい、適切な指示を受けてください。

このページでは「子供が単純性肥満であった」と仮定して、お話を進めていきます。

2. 子供の肥満は、身長の伸びとどう関係しているの?

子供の肥満は「身長の伸びを妨げる」と考えられます。どうしてなのでしょうか?

「身長の伸びを妨げる」と考えられている原因を本ページでは2つご紹介。

  • 満腹まで食べてしまうと、成長ホルモンの分泌が悪くなるから
  • 肥満の子供は、思春期の到来が早い傾向にあるから

それぞれについて、詳しくお話ししていきます。

お腹周りを測定

2-1. 肥満が身長の伸びを妨げる|満腹状態だと、成長ホルモンの分泌が悪くなる

「お腹がいっぱいになるまで、ごはんを食べちゃう」という肥満の子は多いはず。

満腹になるまでごはんを食べると、身長の伸びと関わる「成長ホルモン」の分泌が悪くなってしまうそうです。より具体的に見ていきましょう。

少しお腹が空いていると、胃から「グレリン」というホルモンが分泌されます。このグレリンが脳の下垂体に影響すると、成長ホルモンが出ます。

しかし満腹状態になると、体内の血糖値がアップ。すると、すい臓からインスリンが多く出てしまい、グレリンの働きを抑えてしまいます。そのため、成長ホルモンの分泌が悪くなってしまうのです。

毎食、ガツガツと食べ過ぎてしまう子は要注意ですね。

―補足:成長ホルモンは、身長をどう伸ばすの?—

「成長ホルモンと身長の関係って?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。念のため「成長ホルモンが、どう身長を伸ばすのか」をお話ししておきます。

脳の下垂体から分泌される成長ホルモンは、肝臓などに「ソマトメジンC(IGF-1)」という物質を出させます。

そしてソマトメジンCは、子供たちの骨にある「骨端線(軟骨細胞が集まっている)」に作用して骨を伸ばすのです(=身長が伸びる)。

骨端線のイラスト思春期解説付き

子供の身長を限界まで伸ばしてあげるためにも、成長ホルモンの分泌を妨げる生活は避けたいものです。

2-2. 肥満が身長の伸びを妨げる|肥満の子は、思春期の到来が早い傾向にある

思春期の到来が早いと、最終的な身長が低くなる可能性があります。

思春期は、性ホルモンの影響で身長がグンと伸びますが、子供の骨から大人の骨へと変わっていく時期。つまり、思春期が終わると「骨端線が閉じてしまい、背が伸びなくなる」ということです。

そして肥満の子はというと、思春期到来が早い傾向にあります。

一説によると、肥満状態にあると、性成熟に関わっている「レプチン」の量が増えるため、思春期が早まってしまうそう。(レプチンは脂肪細胞から分泌される)

身長の伸びを促すためにも、子供の肥満は早めに解消したいところですね。

※お子さんの思春期到来が「極端に早い気がする」と思ったら病院へ行ってください。「思春期早発症」など、体の中で異変が起きている可能性があります。

3. 身長の伸び以外にも! 肥満が及ぼす悪影響

肥満は、身長の伸びを妨げるだけではありません! 肥満が、子供たちの体・心に害を与えることもあるでしょう。

3-1. 肥満が体に与える害

肥満は病気のもと。

肥満は、2型糖尿病・脂質異常症・高血圧・心筋梗塞・脳卒中などにかかるリスクを高めます。

また、子供が太ったまま大人になる可能性も。

3-2. 肥満が心に与える害

小学生くらいの子供の中には、「思ったことを口にしちゃう子」も多いでしょう。「思ったことを口にしちゃう子」が、肥満の子に「デブ」「太ってる」など、心ない言葉をかけることがあるかもしれません。

あまり考えたくはありませんが、肥満のせいで子供がイジメの対象になってしまうかも…。

「子供が辛い経験をするかもしれない」と思うと、居ても立っても居られなくなりますよね。

4. 身長の伸び・健康・心に悪影響を及ぼす肥満。原因ってなに?

身長以外にも、様々な悪影響を及ぼす肥満。そもそも、どうして子供たちは肥満になってしまうのでしょうか? この章では、肥満の原因例をいくつかご紹介していきます。

色々なお菓子

【肥満の原因例】

・間食の量が多い

お子さんの間食の量を考えてみましょう。おやつの食べ過ぎも肥満のもとです。

(晩御飯の時間が遅いと、間食する機会も増えてしまうでしょう)

 

・食事の内容がイマイチ

お子さんが取っている食事を思い浮かべてください。栄養バランスが乱れた食事ばかりではありませんか…?

例えば、脂質が多いものばかり食べていると、肥満になる危険性が高まります。

 

・食事のリズムが乱れている

お子さんが、1日3食のうち、どれか抜いた生活をしていたら要注意。体は栄養を摂取できない時間が長く続くと、次に食事を取る際、脂肪として貯めようとします。

 

・運動量が少ない

学校から帰ってきた後の、子供の生活を考えてみましょう。

ゲームばかりしていたり、ゴロゴロしていませんか? それでは、エネルギー消費が少ないため、肥満になりやすいです。

 

・毎日のように夜更かししている

「睡眠不足だと肥満になる」と言われる原因はいくつかあります。

例えば、寝不足だと成長ホルモンの分泌量が減ってしまいます。成長ホルモンは、身長の伸びだけでなく、脂肪分解にも影響していますよ。

睡眠時間は、きちんと確保させるようにしましょう。

 

・ストレスがたまっている

お子さんは、何かのせいでストレスを抱えていませんか? 食べることで、ストレスを発散しようとすると、食べ過ぎて肥満を起こすかもしれません。

5. 【まとめ】自己流での肥満解消はしない! 勇気を出して病院へ連れて行こう

このページの1章でもお話ししましたが、「子供が肥満かも」と思ったら、まずは病院へ行ってくださいね。子供の肥満の種類を知ってから、解消していきましょう。

また、無理なダイエットも、子供の成長に悪影響を及ぼします。子供の健康を損なわないよう、肥満解消のため慎重に動いていきましょう。そのためには、お医者さんのアドバイスが欠かせないと考えます。

親御さんだけで頑張らないで。お医者さんに助けてもらいながら、子供の肥満と向き合ってくださいね♪

肥満を解消させ、子供の元気に繋げましょう。

緑と病院

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